保険診療について

保険診療について、斡旋をご希望される際には

斡旋要請の際には、前提として以下を満たしておられることが必須となりますので、まずご確認ください。

  1. 移植手術術者が日本眼科学会の認定を受けていること
  2. 日本角膜学会の認定を受けた移植施設であること

 詳しくは日本角膜学会のホームページをご覧ください。

術者の認定証コピーと、所轄の地方厚生局に届け出された「特掲診療科の施設基準に係る届出書」の届出事項「羊膜移植術の施設基準に係る届出」の受理書コピーを組織バンクにご提出いただきます。

 以上の2点が満たされている施設におかれましては、続いて、京都府立医科大学と移植施設間で、羊膜使用に関する契約書を取り交わして頂きます。 契約に関する京都府立医科大学の窓口は、研究支援課となります。 移植施設の事務・総務等の方から組織バンクにご連絡くだされば、ご案内させていただきます。
目安として、契約締結には1か月ほどのお時間をご用意ください。

「羊膜斡旋に関する契約書」WordPDF

以上の準備が整いましたら、斡旋が可能になります。
使用予定日(手術日)の2週間前までに、『移植用ヒト羊膜提供申請書』をダウンロードいただき、ご記入いただいた上で京都府立医科大学 組織バンクへご連絡ください。

「移植用ヒト羊膜提供申請書」WordPDF

緊急の対応が必要な場合、また、医学的なご質問に関しましては、京都府立医科大学 組織バンクまで、ご連絡ください。

斡旋までのフローチャート

移植医の先生が、日本眼科学会の羊膜移植術者認定資格を取得する。
手術を行う施設が、日本角膜学会の移植施設の認定を受ける。
施設と京都府立医科大学が、契約書を取り交わす。
※1か月ほど要します。
京都府立医科大学 組織バンクに斡旋申請書を提出。
※希望日の14日から、遅くとも10日前までに。
手術日の最終決定は、組織バンクから内容受理の連絡を確認してからになさってください。
組織バンクから、申請受理と斡旋決定の連絡。
移植手術日の決定。
斡旋する羊膜の受け渡し日時・方法について、施設と組織バンクが調整する。
組織バンクから羊膜を出庫・斡旋、受け渡し。
必要な書類の送付。
移植手術。
書類(報告書等)を記入し、京都府立医科大学へ返送。
移植施設から京都府立医科大学へ斡旋料を送金。
診療報酬を請求。

お問い合わせ先

〒602-8566
京都府立医科大学 組織バンク(京都府立医大アイバンク内)
電話:075-251-5366
Fax: 075-251-5774

緊急の場合

緊急の患者様が発生した場合には、京都府立医科大学 組織バンクに、お電話でご相談ください。
弊バンク医師が移植手術の緊急性についてご相談させていただいた上で、組織バンクは可及的速やかに対応いたします。